董又碩
2014年度全国大会
経済産業大臣賞受賞
難病のこどもの夢を照らす起業家に。

董又碩さん北陸先端科学技術大学院大学

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なぜcvgに応募したのですか?
外国人の留学生が日本で起業するためには、公信力がある実績や受賞経歴が必要であると考えましたので、4年連続応募させていただきました。
ビジネスプラン作成やプレゼンで苦労した点は?
先ず、「日本語になっているのか?」を確認することでした。しかし、最も苦労したことは、「簡潔に述べて誰が読んでも理解できる」ようにプランとプレゼンをまとめることでした。
受賞して何が変わりましたか?
「日本語でビジネスプランが書ける!」という自信感がついたことが私にとって大変化でした。そして、たくさんの方々から応援と支援を頂けるようになりました。
起業した経緯を教えて下さい。
平成27年10月1日に石川県金沢市に設立登記しました。私は外国人なので起業するために色んな制限がありました。経営するための在留資格・500万円の資金・事務所・保証人などが求められ、それを用意することが大変でした。
起業して何が変わりましたか?
設立したばかりなのでまだ大きな変化は感じられませんが、自分の中での本気度というか、モチベーションがあがりました。しっかりして一人前の社長として成長し続けていきたいと思っています。
資金調達方法についておしえて下さい。
資本金はビジネスプランコンテストの賞金とお父さんの支援を頂いて調達しました。これからの資金調達が重要ですが、私の場合は金融機関からの融資は無理があるので補助金・助成金補助制度又はベンチャーキャピタルからの投資を考えています。
10年後、20年後の夢
私は10年前診断された難病がモチベーションになり、起業を目指して来ました。これから10年後には100億円の売り上げ&50名の社員の規模がある会社に成長させ、20年後には難病のこども達を支援する団体を設立し、「こどもの夢を照らす灯台のような起業家になる」ことが私の夢です。